東京製鐵株式会社

我々は建設工事や自動車、電機、建産機などに使用される鋼材の製造を行う企業です。鉄鋼業は産業の元となる業種であり、今後も無くなることはありません。しかし、近年叫ばれている脱炭素の観点からすると、日本のCO₂の排出量の12.5%を鉄鋼業が占めていることも事実です。製鉄プロセスには鉄鉱石とコークスを用いた高炉法と、自動車やビルなどの解体時に発生する鉄スクラップを用いた電気炉法があり、CO₂の排出量は高炉法に比べ電気炉法は1/4（75%削減）となります。よって電気炉法で鉄を作ることでCO₂の排出量を下げることができます。鉄鋼生産における電気炉法の比率を見ると、日本は世界に比べ少ない状況です。東京製鐵は電気炉法で鉄鋼製品を作る会社であり、我々が生産を伸ばすことでCO₂の排出量を削減できると考えております。

我々はチャレンジし続ける会社です。1934年創業以来、小形形鋼、棒鋼、H形鋼、ホットコイル（薄板）、厚板と製造品種、生産量を伸ばしてきました。1991年に元々高炉独占であった薄板に進出し、認知されるようになり、脱炭素の流れの中販売先は増えて来ております。2017年に長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision2050」を発表し、電炉鋼材の特性を生かした、新たな挑戦を始めました。日本の人口は減少し、鉄の使用量も増えることが望めない現状の中、2030年600万t、2050年1000万tの生産目標を掲げ取り組んでおります。また社内への取り組みとして社員への待遇面も徹底しております。新人への安全教育はもちろん、各種休暇制度、各種手当も取り入れ、社員への安全と生活を第一にしております。

我々には脱炭素に向けた社会的大義があり、チャレンジすることを恐れず取り組む会社です。留まることを嫌い、向上することを望まれる方にはいくらでもチャンスがあり、面白い仕事ができます。

鉄スクラップを電気炉で溶かす工程を担当しています。基本的には監視室からモニターで炉を監視しながら、原料を投入するオペレーター業務です。鉄を溶かす際に多量の電力を使うため、なるべく消費電力を少なく電気炉を操作するよう心がけています。

ボーナスが多く、夜勤手当や特殊勤務手当など各種手当が充実しているところです。また入社初年度から有給が20日もらえます。

今の仕事以外にも製品の成分検査など分析業務にも携わりたいです。そして将来的にはこの会社で定年退職したい！！

現場では1600℃の熱で鉄を溶かすため、とても危険な作業になります。熱中症や転落、挟まれ事故など起こらないよう気をつけて安全第一の作業を心がけています。

鉄鋼業界に興味があったことと、企業の環境に対する取り組
みによって仕事をしながら社会に貢献できる点に惹かれた
ことが理由です。

会社全体で環境に対する取り組みに力を入れているところ
です。

専門的な資格を取り、より会社に貢献していくことです。
会社ではフォークリフト、クレーン、アーク溶接など仕事に
必要な資格は会社負担で取得することができます。