三和テッキ株式会社　宇都宮事業所

当社は電気鉄道が安全・安定して走るために必要な架線金具・装置や、高圧送電線用の接続金具、発電所の配管支持装置、オフィスビルや橋梁用の制振装置などの開発・製造・販売を行っています。いずれも鉄道交通や電力供給といったインフラを支え、また地震から人命を守る大変重要な製品であり、社会に大きく貢献している企業であると自負しています。お客様の要望に基づいて自社で開発・設計して製造するため、多品種少量生産ですが、やりがいのある仕事です。当社は2022年に創業115周年を迎えることができました。これもひとえに良きお客様に支えていただいたことによるものと感謝しています。今後もお客様の期待に応え、更に創業150年、200年に向けての礎を築いていきたいと考えています。

当社は110余年前、当時、外国製に頼っていた電車線架線金具の国産化を目指して創業しました。その後、電力の送配電金具や鉄塔建設用クレーン、火力・原子力発電所の配管支持装置、ビル等の制振装置の市場にも事業を拡大しています。近年若返りが進んでおり、宇都宮事業所では県内の各高校から新入社員を迎えています。社内では、機械加工、溶接、塗装、組立などの製造現場での作業から、調達・工程管理や製品検査作業など様々な業務があります。新入社員も公的資格取得を含め、自らのスキルを向上させようと日々研鑽しています。現在、『改革2025 変わろう変えよう三和テッキ STAGE-Ⅱ』をスローガンに中期経営計画を進めており、人事制度の改定から、全社を挙げた基幹システムの刷新など、長い歴史と伝統の中にも新しいことにチャレンジする会社です。

宇都宮事業所は、今年で創業55年を迎えます。その間、地元の多くの従業員やご家族の方々に支えられてきました。当社では地域貢献も企業の使命の一つと考えており、ここ数年はコロナ禍で中止を余儀なくされましたが、毎年5月には静態保存をしている「都電」「SL」「新幹線」車両の公開を目玉とした「鉄道広場地域交流会」を開催し、地域の方々と親睦を深めております。今後も更に地域に貢献できる企業を目指して活動を展開します。

現在は鉄塔昇降機の組立作業を行っています。簡単にいうと送電鉄塔設備の現場作業にて使用されるエレベーターです。人が乗り込み高所へ移動する製品なので、1つ1つ確認をしながら作業を行っています。

コミュニケーションをとりやすい人たちが多く、分からない作業があるときは気兼ねなく先輩方に相談できる会社です。

高校生活でも、社会人になってからでも共通することは、努力することだと思っています。何かできないことがあったとしても何回でも繰り返せば必ずその努力が報われる時が来るので、諦めない気持ちをもって何事にも取り組みましょう！

学生時代に取得したPCや電卓の資格を活かせるところや、実際に使用され人の役に立つ製品をつくるやりがいのある仕事だからです。

今は鉄道部門の製品を担当していますが、今後は他部門の製品も担当できるようにスキルアップや新たな資格を取得していきたいです。

今はたくさんの選択肢があり、思うように進まないことに焦ることもあると思いますが、周りと比べず自分のペースで頑張ってください。

人々の生活に関わる基幹産業の分野に挑戦し、社会により良い製品を届けたいと思ったからです。また福利厚生が良く、1907年から続く歴史のある会社という部分にも惹かれました。

自分の選択肢を狭めないように、できることを行い、目標達成に向けて頑張ってください！

お客様の現場での課題を解決する製品の開発･設計を行っています。解決するために必要な仕様などを相談しながら作り上げる仕事です。

主な顧客は企業ですが、鉄道広場で毎年行われている「鉄道広場地域交流会」などを通して、地域住民への意識もしているところです。

学校は勉強する場ですが、会社に入っても勉強になることはたくさんあります。臆することなく学ぶ姿勢を忘れないようにしてください。